唐招提寺へクルマで移動しました。
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唐招提寺(759年、奈良時代)600円、律宗総本山
金堂(8世紀後半、奈良時代)国宝一重の寄棟屋根を載せただけの単純な形態は、わたし好みのスタイルです。正面のワンスパンがピロティになっているため、大きく持ち出された深い軒が、よけいに印象的です。柱の間隔は両サイドにいくに従い狭くなっている、その狙いは何だろう。金堂には本尊の盧舎那仏坐像(国宝)を中央に国宝の仏像が整然と並んでいます。実際に1000本の手があるという千手観音菩薩立像(奈良時代、国宝)が女房の3本。境内を散策して、鑑真和上坐像(奈良時代、国宝)のお身代わりを参拝して、ここはやはり御影堂の東山魁夷の障壁画を見られたらなあとの思いを残し、先に見える薬師寺まで歩くことに。
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薬師寺(718年、奈良時代)800円、法相宗大本山
修学旅行の時に建っていたのは国宝の東塔と落成したばかりの金堂だけで他は基壇や礎石が残っていただけだった(たぶん)のに、現在はさまざまな伽藍が再建されて建ち並んでいます。すごい勢いです。